伊賀市庁舎、解体前の見学会へ

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伊賀市庁舎が建替えのため解体されることになり、
その前に現状の建築群を見学できる機会があったので行ってきました。

おおよそ50年前に建築家坂倉順三が設計した建物です。
本館と北館そして中央公民館があるのですが、この北館と中央公民館が今回解体へ。

上の写真は解体される中央公民館2F内部です窓から上野市街が見えます
内部の見学に入ると家具や什器がすでに撤去されていたのですが
建築の素の美しさと構造美を堪能できました。

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中央公民館の外観。


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市庁舎北館。
中央にあるのが象徴的な階段塔でここから左右に事務所棟が振り分けられてます。


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北館2階の会議室。
家具が取り払われていたので、開口部周りの考え方スラブと梁の存在を感じ取ることができ
直感的に建築が伝わってきました。


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伊賀市庁舎、まだまだメンテナンスすれば使えそうですが解体とは残念です。
普段から掃除と手入れを行政も含めて心がければ、もっと長持ちしたのかと思うのですが、
個人住宅や民間の建築物と違い
「公」の所有物の場合、行政や市民の方々にその建物に対する愛着が
どこまで存在するのかが様々な建築の保存に対する課題になるように思います。

掃除とは暮らしを共にする建築への愛情表現なのだと思いつつ、伊賀のラーメンを頂き帰路へ。


■ 奥和田健建築設計事務所 http://okuwada.com/


by okuwada | 2012-08-22 11:36 | 日記